2019-01-01から1年間の記事一覧
私の長年の友人であり、一番の理解者であるあなたへ。 それなりの年数を生きているうちにたくさんの人と出会ってきても、掛け値なしに、あなたほど気が合う人はいないと思っています。そんなあなたに仲良く接してもらえていることを非常にうれしく思います。…
物件情報サイトを開く。あれこれの条件で絞ってもまだまだたくさんの物件が表示されて、写真、間取り、立地などの情報をスクロールしていく。どこに住もうかなあと想像を巡らす。選択肢にあふれている。そしてそれぞれの選択肢は、きっと人生で見る景色をず…
過去、あのとき、人生に大きな分かれ道があったと思うんです。だいたい20年くらい前かな。あのとき、違う道をたどっていたら、いまごろどうしていたんだろう、そんな考えにずっと付きまとわれて生きてきたんです。人生の裏街道、"wrong side of my life"を生…
変化という言葉がこれほど肯定的な意味で使われる時代がかつてあっただろうか。猫も杓子も変化変化。政治スローガンが変化に関するものばかりなのは言うに及ばず、仕事も生活もすべてが変化を謳う文句に溢れ、人々がみな変化を志向して生きている。社会を、…
このごろ、残滓のような交友関係にはまり込んでいることに気づく。かつて身をおいた場所で付き合いのあった人たちとの関係を維持することを怠っていた。だからいまさら連絡してくるのは、人望のない人間、他に友達のいない人間、give&takeというよりはtake&t…
「庭の木を剪定する時季は、冬の早いうちでないといけない。そうじゃないと、春に出てくる新芽まで切り落としてしまうことになるから」そんな言葉が記憶に残っている。 自己について内省を巡らすことも、これと似ていると思う。それは混沌として、散らばって…
森で大きな木が倒れたとき、樹冠に空隙ができ、そこから日光が地上に届くようになる。普段は地上から苗木が育つことは難しいが、そのときだけは別だ。そういうとき、どんな木が空隙を埋めるかは大事なことだ。だって、それは貴重なチャンスだから。とりあえ…
人生の選択において、いちばん重大な過ちは、「選択するぞ」と思ってする選択で間違えることではない。そうではなくて、「選択に気づかなかったり、選択を避けたりした結果としての選択」こそが過ちになる。何もしないこと。習慣や他者にならって選択するこ…
感謝されることに気をつけなさい。それはあなたがあなた自身の人生ではなく、他人の人生を生きた印だから。 感謝されるのは、危険なことだ。だれかのために時間を使って、いたく感謝されて、それで他のことはたいしてしないままで日が暮れて、ああいい一日だ…